週末福岡戻ってました

やぁとこさホテル暮らしが終わりマンスリーに入ったので、今週末は荷物発送のため福岡に戻ってました。水曜日に届くので、そこからイラスト再開出来そうです。

今回は、荷物発送に加えて自動車の買い替えの手続き(嫁さんが福岡で使う車)と確定申告があり、全然ゆっくりできませんでした。
それでもやっぱり自分の家はいいものですね。次に帰るのは３月の連休だなぁと思いつつ、新幹線の中で少ししんみりとしながらこの記事を書いています。

愛知は愛知で良いところなんですけどね。独身時代であれば転勤は全然問題ないのですが、所帯を持っていると色々思うところがあります。サラリーマン。

トロトロ料理にダメ出しする

トロ～リ　トロリ　キノコでつくる魔法のクスリ　トロ～リ　トロリ。
ふぁっきゅー！！　私はトロトロ料理が嫌いなのです！

○温泉卵
中途半端な卵。火を入れるなら黄身が緑がかるくらいが良い。ハードボイルドだど。

○グラタン
おいしいのは表面の焦げだけ。未完成料理です。

○カルボナーラ。
まったくの良さがわからないパスタ。食感が悪く、味も水っぽい卵で薄まり鼻水のよう。

○トロトロオムライス
「上に乗った卵をナイフで割るとトロリ半熟卵がでてきますよ♪」
そ・れ・が・い・や・だ！
オムライスはしっかり火の通ったペラペラのたまごで包んだチキンライスがおいしいの。包んでないと嫌なの。

○生プリン。
何だかコクがない。見た目そのまま薄い感じの味。だって生だよ、出来損ないじゃないか！？
プリンにあやまれ！

○クリームコロッケ。
ドロドロ系の中で一番存在意義がわからない。
まず、食べづらい。すごく食べづらい。割るとお皿にだらしなく広がる。小籠包のように一口で食べるのだろうか？
いや、無理。できるけど、ビジュアル的に絶対違う。
ナイフとフォークで出てきた時には、もう穴あけて中身を垂れ流すしか選択肢がないです。
更にシチューと衣という酷い組み合わせ。カツカレーのカツが衣だけだったら泣くでしょ？
中身がシチューとは言え、オシャレな見た目と裏腹な貧乏くさい味。

○ドロドロラーメン
まだ食べていませんが、ここ愛知県に有名なお店があるようです。単身赴任中に１回は行ってみよう。
果たして、トロトロ料理が好きになるのか？

至極個人的な意見だけど許してね。

知多半島観光

土日で愛知県の南側知多半島の観光をしてきました。

………。そうです！
J Soul Brothersが名古屋ドームで何かやってるせいで名古屋近隣のホテルが取れず、追いやられたのです。毒皿で思いっきり離れて他県にするか、と思ったのですが、あからさまに観光目的でホテル代の請求が揉めそうだったので、知多半島にしときました。

最も古い現役の駅舎、亀崎駅。あんまりアピールしていないので認知度低そうです。

児童文学作家新美南吉の生家。ごん、お前だったのか。

新美南吉記念館。愛知県全体に思うのですが、アートにお金をかけすぎでは。新美南吉好きなので、別に私いいですが…。アーティスティックな建物より、矢勝川沿いの自然の整備の方が嬉しいな。

半田運河。ミツカンミュージアムは団体貸切でした…。ひどい、数の暴力だ。

常楽寺。他の観光地から離れているため寄りにくいですが、結構良い建物でした。

なんとびっくり！！九州じゃないです。愛知なのにジョイフルが！！なんか知多に親近感沸きました。

武豊の味噌、醤油蔵。いい匂いがしていたので、購入。

寂れた（失礼）町には何故か必ず萌えキャラがいる。年寄りが「これで若い人達が集まるかのぅ」と言っている姿が目に浮かぶ。そんな事はないんだけど…。
でも、実際問題どうすれば若者が集まるかとなると難しいよね。個人的には無理な町おこしはせずに、名産、特色を押していって欲しいけど、それで今までうまくいってないんだもんなぁ…。

夜行列車

時は夕刻。天気は霧雨。睦月の終わり。夕焼けはなく、車窓は魚の内臓を思わせるどろんとした鈍い灰色に覆われている。世界の果てを駆ける列車に私は乗っていた。

地平線の向こうから徐々に炭化しボロボロと腐っていく街並みを、尾灯を灯したドブネズミのような車がノロノロと走っていく。それらはひたすら無機質でゆっくりと崩壊していた。列車はその崩れゆく世界を一定の速度で走っているのであった。

ゴォッと音を立てトンネルに入った。定期的に明滅する強い光。隣に座る老婆が干からびたベーコンのような手を掻きながら低い呻きを上げた。車内は明るいが線香のような匂いに包まれ、皆が死人のような顔をしている。胃のあたりで何かがボロっと崩れた音がした。しくしくとした痛みが広がってゆく。だが、その痛みはどこか遠くの違う誰かのもののように感じるのであった。車窓に映る自分の顔がトンネルのライトと重なり子供のように見える。唐突に理解した。痛いのは少年時代の自分であり、腹の底で静かに泣いているんだと。

再びゴォッと音を立て、列車はトンネルを抜けた。辺りは既に漆黒の闇に包まれ、遠くにハイウェイの街灯が微かに見える。私はゆっくりと目を閉じ眠りについた。ただただ、この目が覚めないことを祈りながら…。涙が一筋流れたが、直ぐにバサバサの土くれとなった頬に吸収され消えてしまった。無明の闇の中、老婆の囁く「なんまんだぶ…、なんまんだぶ…」という声を聞きながら意識はゆっくりと消えていった。

引き続き名古屋観光

昨日に引き続き今日も名古屋観光。今日はあいにくの雨でした。

テレビ塔。小雨の中、鷺が立っていました。

ゴッホとゴーギャン展をやっていたので、愛知県立美術館にも行ってきました。ゴーギャンは昔から結構好きです。ゴッホは学生の頃は全く好きではなかったのですが、大人になってから良さがわかってきました。
ゴッホって知名度が高く、みんな好きだと言っている印象があるけど、結構わかりにくいと思うんです。
ゴッホとゴーギャンの共通の特徴は色です。暖色と寒色、明色と暗色を混在させることで変化と筆のタッチを出します。ここまではわかりやいのですが、良さを知るには、ここからその色が何を表現しているかを読みとらないといけなくこれは私もきちんとできている自信がないです。
ちなみに日展もやっていたので見てみましたが、気に入った作品はありませんでした。

ビブリオマニア。夕橙(id:yudie)さんから教えて貰ったお店です。そっち系を意識したオシャレショップかと思ったら、思いっきりアンダーグランドショップでした。ホテル暮らし中のため買い物はしませんでしたがお店の愛を感じました。

名古屋市科学館。プラネタリウムが見たかったのですが、とてつもなく並んでおり、またひとりで見に来ている人なんていなそうでしたので辞めました。悲しい…。
美術館梯子は疲れるので市立美術館はパス。

伏見地下街。見たかった…。見たかったのに、何かのイベントで貸し切られていて入れませんでした…。地下街が貸し切られていているなんて…。悲しい。

まるで摩天楼！