気だるい仕事
わたしのこころのちいさなとびら…
わんつーすりーふぉー…
わんつーすりーふぉー…
あなたたたいた…
ちーかみちーはどこにあるー…
てをひいててー…
あまいにおい…
斜陽の差し込む部屋で携帯ゲームしながら、いのちの電話に適当な相槌を打つ。
ひとしきり話し終えると、相手は消え入りそうな声で「ありがとう」と言って電話を切る。そんな気だるい仕事。
仕事を終えて、ビールを買って帰る頃にはオレンジの空に群青が混ざり、頭上にうっすらと一番星が浮かび始める。
丁度その頃には、電話をかけてきた少年は学校の屋上から飛び降りて、人知れず給食室の裏で真っ黒に広がっているのだった…。そんな気だるい仕事。
そんな気だるい仕事がしたかった。
でも、考えてみると今の仕事も本質的には変わらない。
誰が喜んでも、誰が死んでも、そんな事は気にならない。毎日、伽藍の堂で虚無を作り、それをのっぺらぼうへ売る。そんな気だるい仕事。
ちーかみちーは…どこにある…。
小島麻由美を口ずさみながら暗い帰路につく。
土
何だかとてもダメです。
部屋の隅で膝を抱えて丸くなって、そのまま腐り落ちたい。
頭ではわかってます。体も元気です。でも、心はきっともうだいぶ前から死んでるんだろうなぁ。
ずっと生きてるふりをしてましたが、何だか騙せなくなってきました。
調子の良い時もあります。同僚とごはんを食べて笑います。でも、次の瞬間にはすぅーと感覚が遠のき私は空っぽになってしまいます。
心が死んでいるのではなくて、はじめから無機物だったのかもしれません。
昔は心の底から笑い、怒り、泣いていたような気がします。でも、その頃の自分は、今の私と同一人物ではなく、違う第三者のように思えるのです。
私はずっと前からただの土で、これからもきっとただの土です。
桶狭間観光
先週、桶狭間方面に遊びに行ってきたので、写真上げます。今日はまた違う所に行っていたのですが、それはまた後程。
古戦場跡地は公園になっています。信長像も義元像も仲良く並んでいる。観光地化されていないところが良い。
長福寺。義元の供養寺です。
桶狭間からちょっと足を伸ばして、東海道五十三次
の有松絞りで有名な有松。こちらは、良い雰囲気の街並みが広がっており週末ぶらぶらスポットとしてお勧めです。
更に北上した住宅街で偶然見つけた鉾ノ木貝塚。見た目は完全にただの空き地です。貝塚は大抵そんな感じですよね。今まで気にしてなかったけど、実は…、というパターンが多いです。
名鉄本笠寺駅側笠寺観音の笠覆寺。毎月6のつく日は賑わうのですが、この日は静かでした。
最後に桶狭間にあった謎の民家。お店じゃないです。ちょっとびょう…ゴホゴホ。
民家をブログに載せるのも気が引けますが、ここまでアピールしているのでまぁよしとして下さい。
先週分はここまで。