心を打つ写真
福岡に原爆が落ちたときの残り火を広島から持ち帰って「平和の火」として祀っているものがあるそうです。平和を祈ること自体は間違ってないけど、原爆の残り火なら「悪魔の火」だよね?
原爆と言えば、長崎の原爆資料館で昔ある写真を見ました。私は基本的に写真を芸術と認めていません。(創造的でないため)ですが、この1枚には強い衝撃を受けました。
「焼き場に立つ少年」
凛とした目で前を見つめる少年。彼が背負っているのはのは既に死んでしまった兄弟。まだ幼いのにしっかりと背を張り前を見つめています。おそらく心の中は張り裂けんばかりでしょう。泣きわめきたいでしょう。焼けてゆく兄弟を唇を噛みしめ涙をこらえて見送り、静かに焼き場を後にした少年。彼がその後どうなったかは不明だそうです。
大平洋戦争で死んでいった全ての人々に、黙祷。
絵は今日一気に線入れ。でも力つきた…。ランプもうちょっと増やさないと…。