心がこもった絵
私は絵を描く時にかっこよく綺麗に描こうとしてしまうふしがあります。これが堪らなく嫌なんです。
整った絵ではなく気持ちの籠もった絵が好きなんです。拡大して丁寧に清書した線には込めたつもりの気持ちがいつの間にかなくなってるんです。ぐりぐり色を合わせながら調整した色は無機質で死んだ色なんです。
下手な絵を見せるのは嫌です。でも、たっぷりと厚化粧した骸骨を見せるのはもっと嫌です。
最近は、描き上げた絵を見ても自分の心がどこにあるのかよくわからない。一体私は何を描きたかったのか…。
暗中模索のまま線画中です。迷子気味ですが、ここで踏ん張れば何か大切な事が見つかりそうな気がする。