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かに…あわ…あわ…かぷかぷ…あわ…あわ…

トレースの危険性

クリスタの体験版期限が切れました。
ほぼほぼ購入を考えているのですが、今月中に筆圧でブラシ透明度を変化させることができるようになるバージョンアップが予定されているようなので、これを待ってから購入します。欲しい機能なので、ここまでは動作確認をしておきたいのです。
実は私のパソコンは、クリスタの対応スペックをかなり根本的な部分で満たしていないため、どこかで使えなくなるリスクを持ってます。ですが、次の筆圧→透明度までは、使いたい…。

さて、結構気に入ったクリスタですが、ひとつだけ個人的にイラストツールとして提供してはいけないと思っている機能があります。モデリングです。
クリスタには、イラストの補助用にいくつかのモデリングがついているのですが、ツール自体がモデリングを提供することはトレースを想定しているということになります。使わなければ良い、と言われるとその通りなのですが、駆け出しお絵かきマンが、手を出してしまう可能性は非常に高いと思うのです。

以下は著作権の話ではありません。
賛否両論あると思いますが、私は絵を描く、または練習する手法としてトレースというのは全く適切じゃないと考えてます。 トレースすると表面的には技術が身についたような気がするのですが、この技術はハリボテで、同じ構図でしか使用できません。加えて、自分で考えて無いため線や影のひとつひとつの意味を把握していません。 この状態でオリジナルのイラストを描くと、いつも同じような構図、なんだかよくわからない線がある、光源に対して明らかにおかしい影がある、という状態になります。そして続けることでトレース癖がついてしまいます。
私も絵を描き始めた頃、「トレースは勉強になる」と聞いて、いくつかのポーズをトレースしたのですが、この時、手に覚えさせた技術は後々かなり邪魔な足枷になり後悔しました。

他の絵から学びたい場合は模写に留めておき、可能なら角度を変えてみたり、表情やタッチに自分らしさを入れてみると良いと思います。