絵本の絵
大人になってから読んで欲しい絵本『むくどりのゆめ』。大好きです。この話。
むくどりの子と父親の涙を誘う会話から始まって、子供特有のふわっとした世界へ広がり、心にじんっと余韻を残して終わります。
絵本なのでストーリーは書きません。気になる人は是非自分で読んで下さい。
さて、本題です。絵本の絵。
実は、『むくどりのゆめ』。話は大好きでしたが、絵はあまり好きじゃありませんでした。
いもとようこの絵です。
名前を出しておいてアレですが、非難するつもりはないです。あくまで個人的な好き嫌いです。
実際、きちんと芸術を学んだ人であり、いくつかの賞も受けていますので上手なんだなぁとは思います。ただ、私が幼少の頃抱いた感想は「なんか綺麗過ぎてニセモノみたい」というものでした。
逆に絵が好きだったのは、『ぐるんぱのようちえん』『ふくろにいれられたおとこのこ』等を手がけた堀内誠一です。この人の描く絵は描きたい内容がわかりやすく、且つ魅力が最大限に引き出されています。すごく絵本らしい絵。
こうやって考えてみると、私のイラストも何を表現したいかもう一歩踏み込んでみる必要があるのかなぁ、と感じます。絵が崩れることを恐れすぎていて、どうも踏み込みが甘い…。一歩踏み込む勇気がを持ちたいです。
殆ど進んでませんが線画中。