骨髄穿刺
恐怖の癌検査、骨髄穿刺。
サガの技っぽいですね。
何をするかというと骨に穴を開けて髄液を検査します。胸と腰の骨2パターンあるみたいですが、私は腰でした。
胸は辛そう…。
骨までドリル入れるので、深い位置に麻酔します。骨自体は痛覚ないですが、ゴリゴリやるので当然麻酔は必要。
うつ伏せになりお尻丸出し。
初めに表面に麻酔をして、その後骨付近まで針入れて麻酔します。
何度も書いてますが、注射恐怖症なので失禁しそうになるレベルで気持ちが悪いです。大人なので漏らしませんが。
長い針が体の中心付近までグニューと入っていく感触。動いたら針が折れそうで、それを想像して吐きそうになる。もう、麻酔なしでやってくれ。
2段回目の麻酔が終わったら次は骨に穴を開けます。これも注射みたいな感じだと思うのですが、実物は見ずに頭の中でドリルをイメージして恐怖を取っ払います。…大丈夫。うん、いける。
そう思ったときでした。
ゴリッ、ゴリゴリ…。
腰骨がグイグイ押されて破壊される感覚。
た、確かにドリルのイメージはしたけど…、これは…、ゴリゴリ…バキッ!
生命の危険を感じる。
そして、バキッの後は…。
チュー…。
「にょにょにょにょにょぉぉお…」
た、たましいが吸い取られる。ソウルスティール。
筋肉痛のようなだるさがあり、そのだるさを無理やりグイグイ引っ張られ巻き取られる感じ。何と言うか、明らかにいけないものを吸い取っている。結構辛いので枕に突っ伏して脂汗ダラダラ出して我慢します。
骨髄穿刺の辛さは人によるみたいです。全然平気な人もいるみたいですが、私は麻酔含めてもうやりたくないです…。ソウルスティール見切れませんでした。
終わった後、看護婦さんに少し意地悪っぽく「どうでしたか? 私はやったことないのでわからないです」と言われました。
「命を吸い取られるのでやらないに越したことはないです。」と答えておきました。
40分程安静にして止血して終了。うどんを食べて午後から出勤。