台風
不謹慎なことを言うけど、私は台風が大好きだ。
突如やってくる非日常、窓を叩く雨音、地獄から吹き付けるような風。
子供の頃から大好きで、大人になっても何も成長せず好きなままだ。
小さい頃、北関東の祖母の家に泊まり行った時に台風が来たことがある。
雨戸を全て閉め夕方だというのにまるで夜のようだった。
祖母は早々に寝てしまい、私は母親と暗い部屋で小さなブラウン管のテレビで少し乱れた台風ニュースを眺めてきた。いつも見ている九州のニュースとは違う関東のニュース。
黒電話が鳴る。叔母が心配し電話をかけてきたのだ。横に吊るされたメモ用紙がヒラヒラと揺れる。スーパーのチラシを4分割して紐を通したメモ用紙。
ザァーと風雨が雨戸を叩き、戸棚がガタガタと揺れる。戸棚の中には三匹の木彫りの梟が飾られており、いつもとなにも変わらず空ろな眼で中空を見つめている…。
何十年も前の記憶だ。
祖母は10年前に死に、その家ももう残っていない。
今でも闇の中にふっとあの木彫りの梟の眼を思い出す時がある。
イラストはのんびり進めています。
静岡と福岡、岡岡観光
夏に旅行した青春18切符の旅ラスト。静岡です。
名古屋から載り放題系の切符で得をしようと考えるなら東海道本線が1番だと思うのですが、観光地がそんなにないため旅目的だと利用しにくいです。
携帯の電池の関係で写真は駿府城のみ。
徳川家康を前面にアピールしてましたが、駿府城は今川のイメージが強いです。
写真が少なくて寂しいので「○岡」繋がりでお盆休みに戻った福岡の写真を。
糸島。雷山の千如寺。
観音様が奉られたお堂があり、非常に雰囲気が良いです。
人も少なくお勧めですが、紅葉の時期だけすごく混みます。
側には登山口もあり、2~3時間で山頂へ登れるので、山好きの方も是非。
百道浜と福岡タワー。
夏なので子供を連れて海に行ってきました。
うちの家庭菜園で取れた野菜とイチジク。
お金が無くて小さな家なので、その分庭の畑が無駄に広くたくさん野菜を育ててます。
写真は無いですが、夏はゴーヤ、キュウリ、トマト、ミニトマト、パプリカ、ピーマン、オクラ、ズッキーニとたくさん野菜が取れます。
嫁さんが農家出身のため、「野菜は大量に育てて食べない分は捨てる」という謎の習慣があります。
大抵、貧乏性の私が最後までモシャモシャ野菜食べてます。
イチジクは小ぶりですが、ものすごく味が濃くおいしいです。ちょっと自慢。
最後にイラスト。少しずつ進めてます。
長野観光
大分休んでましたがイラスト再開します。
とりあえずいつも通り、アイディア出しのラフラフ。あまりブランクは感じませんが、休んでる間に少し絵柄が変わったかな。
少しコミュニケーションが辛い状態なので、ブログ見に行ったりスターつけに行ったりはしません。
ごめんなさい・・・。
病んでるわけではないですよ。
夏にはしっかり旅行もしてきました。
というわけで、長野の紹介です。
名古屋発だと松本辺りまでは日帰りで観光できますが、上田城も見たかったので、泊まりで行ってきました。
松本城。
珍しい五層天守の城で、非常に美しい。日本で5本の指に入ると思います。
松本城の側、旧開智学校。
遠くから見ると綺麗だが、実は無理やり洋風建築しているため近くで見るとハリボテ感が…。ただ、それも含めて当時を偲ぶことができて面白い所です。
新しい方の開智学校。オシャレ。
スイッチバックと絶景の駅、姨捨。
10年前に独身で遊びに来たときと同じ景色で感動です。今は単身赴任でプチ独身。
長野、牛に轢かれて…違った。牛に引かれて善光寺。お祭りやってました。
善光寺周辺。
1日目最後、川中島の合戦場。
日が落ちてしまったのでボケた写真です、ごめんなさい。
2日目、荒砥城。
山本勘助の大河ドラマの撮影にも使われた所です。啄木鳥戦法。
麓の温泉町は少し昭和の残り香があって面白い。
山合の開けた街、上田へ。
名将真田昌幸の築いた難攻不落の上田城は、市民の憩いの場になってます。
以上。