夢
眠い夢を見た。 帰りが遅くなってしまった。子供達を保育園だか託児所だかに迎えに行かないといけない。 街は徐々に黒く塗られ、その中でネオンの光だけが薄ぼんやりと滲んでいた。何故かとても眠く、足はノロノロとしか進んでいない。 ネオンの光は前進し、…
夢の中で夢を見る夢を見た。夢の中で夢から起きて、今見たのは夢だと他の人に話すが、それは夢ではないと否定される。夢の中で、夢の非論理性を説いて夢であることの根拠を示そうとするが、夢の中なので論理的に説明できず、結果夢であることが立証できない…
古い神社の裏に回ると急斜面になっており、崩れかけた石段が遥か彼方まで続いていた。 辺りには濃霧が立ち込めていて、顔をしっとりと濡らす。 季節は夏。時刻は昼頃だと思うのだが、漂う霧と標高による寒さでぶるっと身震いする。 どことなく霊的な感じもし…
歯が抜ける夢を見ました。末期の歯槽膿漏みたいになってボロボロと抜けた歯をモグモグと口の中で転がす夢です。 あんまりいい夢ではないみたいですね。 ちなみに、歯が口の奥からいっぱい生えてきて口の中が歯だらけになる夢も見たことがあります。歯が抜け…
お尻の穴にカブトムシが入ってきて抜けなくなる夢を見ました。 今まで見た夢のワースト1位が更新されました。 メントサン、アタマオカシイアルヨ。 イラストは塗り中。
どうしても許せないことがあって、他人を無茶苦茶に殴る夢をみました。 ちょっとやそっとの無茶苦茶ではないです。とても無茶苦茶です。 肉が剥げ砕けた骨の飛び出した私の拳を、相手の割れた頭蓋骨の中の脳みそに向かってニチャニチャと突き入れていました…
私は女性になっていて、寂れた漁港に立っている。時間は正午。凪である。空には雲ひとつなく、たくさんのカモメが頭上を飛び回っている。波のない海の遥か彼方の水平線を、一艘の漁船がゆっくりと走っている。私の手には手錠がかけられており、周りには見知…
気が狂う夢を見ました。自分では筋が通っていると思っているトンチンカンなことを言って、嫁と子供を困らせる夢です。 夢の中で、自分でも「変なこと言ってるな」と思うのですが、次の瞬間にはそう思ったことも忘れてまたトンチンカンなことを話してしまいま…
真夜中の森。暗黒の森。無数の狼が唸り声を響かせ私の周りを駆け回る。姿なき狼。墨汁のような闇の中、ねっとりとした生暖かい空気が広がっていく。どこかで血の匂いがした。即身仏となった初日の夢であった…。 と意味のわからない出だしは置いておいて、子…