GWに見た子供向け映画
GWに福岡へ戻った際に子供といくつか映画を見たので感想を。
まずは映画館の作品から。
『映画プリキュアドリームスターズ!』
良い点は、ストーリーがまとまっている点。
一見唐突な展開に感じますがストーリーが雑なわけではなく、説明や前置きを端折って子供が喜ぶシーンをうまく詰めています。ちゃんと考えて製作している感じが伝わります。
悪い点は、悪役が怖くないくせにきしょいという本当の意味で嫌なキャラクターになっている点。
あと、媚びた感じが強い。グローの強いCGとゴテゴテに演出された世界観をグイグイ押し付けられて個人的にはゲップが…。
子供は大喜びでした。
『かみさまみならいヒミツのここたま 奇跡をおこせ♪ テップルとドキドキここたま界』
あまりついていけなかった…。ここたまを全く知らない状態で見に行ってしまいました。
見た目の先入観でペットと戯れる『とっとこハム太郎』系を想像していたのですが、違うんですね。
個人的に「古い物を捨てない」精神ではなく、「いらないものは買わない。いらなくなった物は捨てる」精神なので、あまり共感が持てなかったです。(ここたま全否定)
入場者プレゼントのここたまの人形は、子供がとても喜びます。
以下はDVDです。
すげー面白いです。ギャグアニメの感動物はギャップを使った小技のような気がしてあまり好きじゃないのですが、これはそんなこと関係なしに良い話です。…父親だから感動するのかなぁ。
ただ、あまり小さい子供向けではないです。6歳の娘は最後の腕相撲の理由が理解できてませんでしたし、4歳の息子はロボとーちゃんが好きだったため、後半は泣き出してしまいました。
前から家にDVDがあり子供は見ていたのですが、私はオールドディズニー派なので見てませんでした。
それなりに面白いです。伏線がよく張れています。
キャラクターがかわいいので、子供は喜びます。娘のお気に入り。
『アナと雪の女王』
前から家にDVDがあり…(以下略)
話題になっただけあってそれなりに面白いです。ミュージカル風なのに後半歌が少ないのが残念。
あと、ハンス王子は本当の悪役ではないように見える。
心の奥ではアナが好きなのだが、「政略結婚」という目的を持って訪れたがために自分自身の本当の気持ちまでも騙してしまい、悪人になりきっていただけではないだろうか?
序盤の行動からそう読み取れます。何故アナにキスをしなかったかが鍵だと思うのだが…。周りに聞いてもそんな感想は誰も持っていないようなので、単に私の考え過ぎでしょうか。
『ベイマックス』
前から家にDVDがあり…(以下略)
普通。詰まらなくはないが特出して良い点もない。
4歳の息子は『べりーまっくす』と呼んでいて、大好きである。
『ズートピア』
ウサギがかわいい。
絵を描いている人間なら気づく点があります。
動物を擬人化する際にどのレベルまでもっていくか? 鍵となるポイントは目です。草食動物の目は、敵の接近にいち早く気がつけるように顔の左右に分かれ広い視野を作っています。(肉食動物は人間同様正面にふたつの目を持ち立体視を得ています)
擬人化するときは、この目の位置を弄って人間に合わせてあげないとかわいくならないです。以上、イラストを描かない人にはどーでもいい豆知識でした。
昔の映画ですが、見たことはありませんでした。(漫画は読みました)
漫画はすごく面白かった記憶があるのですが、映画はそれ程でもなし。ストーリー展開が急過ぎます。
以上です。
名古屋に戻ってきたのでイラスト再開します。