暗い気分の夜は死後の世界を妄想する
おそらく日本人の95%は死んだら無になるという考え方だと思うが、厳密に言うとこれは間違っている。
正しくは「最初から無」である。
無から有は生まれないし、有が無になったりはしない。
つまり、生きるも死ぬも何も人生は始めっから虚無なのである。
遺伝子は残る。行った社会貢献は後の世に生きる。世界はそうやって小さな命の組み合わせで回っている。
言葉ではわかってはいるが、空になってシュコシュコ空気を流している心の臓は埋まらない。
人生と言うのは無明の闇が見た一睡の夢。そう思って、今日もみんな首を括る。
だから、私は死後の世界の話が好きだ。あるかないか、本当か嘘かはどうでもよい。
死んだ私は泣きながら永遠に夜空を飛び回る。来る筈の無い朝を待ちながら…。
鉄っちゃん
皆さん薄々気がついていたかもしれませんが、私は鉄っちゃんだったようです。
「何を今更!青春18切符乗りまくってるだろ」と言う声が聞こえてきそうです。
何故本人に自覚がなかったかと言うと、私は電車自体には全く興味がないのです。なんちゃら系どころか、観光列車、SLもほとんど興味がありません。寧ろ値段が高いから乗らない、と思う程です。
では、何の鉄っちゃんかと言うと、駅鉄というものらしいです。指摘されて気がつきました。
マイナーなローカル線をゆっくり旅して、趣のある駅や面白い名前の駅で降りて観光するのが大好きです。googlemapを見ながら山奥の秘境駅を辿っていくと幸せな気分になれます。異常者。
個人的に好きな駅を少しご紹介します。
■鹿児島県 西大山駅
JR最南端の駅です。薩摩富士が綺麗に見えます。ここでおりて登山して麓で温泉入ってテント張るプランは最高です。
海が見えるほっとする駅。絶景というわけではないのですが、山陰特有の陰鬱な雰囲気が漂う湾は魅力的。
■長野県 姥捨駅
絶景です。素晴らしいの一言。ただ、意外と人が多いので観光地に来た気分になります。
有名なモグラ駅ですが、改札からホームまでが本当に遠いです。何かのアジトに向かっている気分になります。初めて行ったときはモグラ駅と気がつかず、電車到着間際まで待合室でのんびりしていました。
スノーボードを持って全力疾走したのはいい思い出。谷川岳天神平スキー場大好きです。
スノーパーク面白山まで徒歩0秒…だったのですが営業休止していまいました。
スノーパーク面白山は冬季は道路が閉鎖されるためこの駅経由でしかアクセスできないレアなスキー場でした。もう営業再開しないのかなぁ…。
以上。
イラストはアイディア出しのラフラフ中です。