少女漫画

漫画は家にあると邪魔なので全て立ち読みで済ませます。めんとです。
さてさて、立ち読み大好きな私ですが、なかなか立ち読みできない漫画があります。なーんだ？
レアな古書！　ハズレ。
人気のなくて市場に出回らない漫画！　ハズレ。
恥ずかしい！エロ本！　おしい！

それは少女漫画です。さすがにいい歳した男があれは無理です。心なしか本の周りの空気も薄ピンク色でそこらに花が咲いているような気もします。
話を戻します。では、私が少女漫画好きかと言うと、けしてそう言うわけではないのです。そう言うわけではないのですが、ひとりだけすごく好きな漫画家がいるのです。この人の漫画だけは読みたい。
山岸凉子です。最近あまり描かなくなってしまったのですが、少しホラー色のある短編が非常に良いのです。心を抉る鋭いテーマが、落ち着いた絵柄で展開され、読み終わるとまるで氷の手で心臓を撫でられたようなゾワゾワした感覚になります。
読んだことない方、男性であってもハマると思うので、是非読んでみて下さい。「スピンクス」「メデュウサ」「化野の…」「汐の声」あたりがオススメです。