ユニコ
週末にTSUTAYAへDVDレンタルへ行ったときでした。
子供がジュエルペットの映画を借りたいと言うのでサンリオの棚を眺めていたのですが、ふと目をやるとすごく懐かしいアニメがあるじゃないですか。
『ユニコ 魔法の島へ』。大人になってすっかり忘れていましたが、これ小学校低学年の頃すごく好きでした。サンリオだったんですね。
制作年を確認すると相当古いです。私が見ていたのはVHSの録画テープだったので、きっとどこかでテレビ放送されたのでしょう。
胸いっぱいに思い出補正を詰め込んで借りてみたのですが…、これ、今見ても面白いですね。
絵は昭和のアニメらしくすごく古臭いのですが、要所で見せる光の描画はアーティスティックで見事です。そして、作中に漂う沼の底のような沈んだ雰囲気と独特の世界観、重厚なストーリーは現代でも十分通じます。
ただ、昔のアニメなのでポケモンフラッシュが何箇所かあります。弱い人は注意。
ストーリーをざっくりと書くと以下です。
出会う人を見境無く幸福にしてしまうユニコーンの子ユニコ。彼は人々の堕落を恐れた神々の命令で記憶を消されながら世界を転々としています。
今回は、そんなユニコがチェリーという女の子と出会い、ククルックという魔法使いに立ち向かうお話です。
このククルックという魔法使いのキャラクターが非常によく掘り下げられていて、素晴らしいストーリーに昇華されているのです。
オススメです。興味がある方は是非。
イラストは『集団リスカ』ラフラフ中。アイディアが先行したテーマだったので、イマイチ絵的にまとまらず気乗りしていない状態です。
中断するか、もう少し頭の中身を出してみるか。……う~ん、悩む。全体的にぐっと中央につめたらマシになるかな?